「NISAとはどんな制度?どんな風にお得?」「2024年からどう変わる?」とNISAについて調べている人も多いのではないでしょうか。
NISAとは少額投資非課税制度のことで、商品やサービス名ではなく投資で得られた利益が非課税になるという国の制度です。今までと違い、2024年から非課税保有期間が無期限化、投資可能期間(口座開設期間)に制限がなくなったので、より長期的な運用が可能になりました。
今までのNISAよりずっと、私たちにとって仕組みとしてはメリットが増えたと言えます。
ただ、間違ってはいけないのは新NISAを使えば、必ずしも利益が出るとか、将来の為の資産構築になるとは限らないという事。あくまで運用して利益が出たとしたら、税金がかからない制度だという事をしっかりと理解しておく必要があります。
まずは「NISAとはどんな制度?どう活用するべき?」と悩んでいる人に向けて、初心者が知りたいNISAの疑問についてお話していきたいと思います。
専用のNISA口座(非課税口座)を開設、その口座を通じて投資信託やETF、株式等に投資し、運用で得られた利益が非課税になる制度のこと。2014年にスタートしてから一般NISA、ジュニアNISA、つみたてNISAが登場しましたが、2024年からは今までの制度を統廃合した新NISAがスタートしています。
NISAの非課税の仕組みについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
普通だと金融商品から得られた利益には20.315%の税金がかかります。利益が出たら(出なかったらないです)税金を納付する義務が生まれるのですが、NISA口座を利用して得られた利益については非課税となるという素晴らしい制度なのです。
例えば、投資元本が120万円で売却時の評価額が220万円の場合、本来ならば売却益の100万円に対して203150円の税金がかかります。しかしNISA口座を利用した投資による売却利益の場合は非課税となり、支払い義務はないという事です。
NISAは18歳以上であれば利用可能で、専用の口座を開設していつでも運用スタート可能です。そして新NISAでは口座開設期間が恒久化(いつまでに口座開設をして投資を開始しなければならないという期限がない)されたので、18歳以上であれば年齢に関係なく、さまざまな年代の人が活用できる制度となっています。
以前よりパワーアップした新NISA、他にもいろいろと変更点がありますが、特に運用初心者は特にこの制度をまずは活用して、節税が出来る状態でスタートするのがお勧めという事は、間違いありません。ただ、金融機関によってどこで運用するか?を選べる数などが大きく違ってきます。
NISA口座をどこで開設するのか?で自分の大切なお金を運用してもらう選択肢が変わりますので、もう少し詳しく他の記事でお話していきたいと思います。