新NISAで積立投資をする事を決めた際、一番多いご質問が「いったい毎月いくら投資すべきでしょうか?」というお悩み。
「ほかの人はいくら位、積み立てているのだろう?」と聞かれる方も多いのですが、人それぞれ目指すゴールが違います。 まずは投資の目的を明確にしてから積立額を決めることが大切です。 投資の目的は老後資金や教育資金、住宅資金など人によってさまざまですので、何のために始めるのか?というゴールを先に設定しましょう。
家計の中からいくら積み立てる事が可能か?も当然、ご家庭やタイミングによって違います。 「貯めるスキル」を高める為にも家計を把握し、無駄をなくし、投資に回せる金額をまずは把握。
全てを投資に回すと、有事に動かせるお金がないのも困りますので、そのあたりはバランスを考えて決めていきましょう。
目的が決まれば、おのずと目標額が決まりますし投資に回せる金額が分かれば運用年数が分かります。
目標金額÷(毎月積立投資できる金額×12ヶ月)=運用できる年数
この計算式での「運用できる年数」は運用利回りが0%の場合での計算ですが、投資する金融商品の年間収益率によって、目標に達する期間は変動します。 リターンが高くなれば目標に達する期間も短くなりますが、ハイリターンであればリスクも同様に高くなります。
新NISAの口座を開設している金融機関の提供する運用商品の過去の実績やリターンなどは、ファンドレポートや証券会社のHPなどに掲載されています。 運用商品を変更する度に手数料がかかる場合もあるので(金融機関によって手数料も違います)、しっかりと調べた上で選んでいきましょう。
人によってそれぞれ 就職、 結婚、出産、子育て、子どもの独立などライフステージの変化にともない家族構成や家計の状況などが変わります。 それも加味しながら無理が過ぎないように、生活を楽しみながら未来へ備えましょう。